下記展示に参加させていただきます。
お近くにお越しの際は是非おたちよりください。
2/25は会場におります!
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連続展「風景考」
ディレクター 港千尋 / キュレーター 勝又邦彦
Part I グループ展
参加作家:港千尋、マリ・ドゥルエ、勝又邦彦、萱原里砂、苅谷昌江(協力:ギャラリーテラトーキョー)、津島岳央、福重明子(協力:サードギャラリーAya)、古屋和臣
2012年2月25日(土) - 2012年3月17日(土)
オープニングレセプション: 2012年2月25日(土)午後5時~7時
トーク: 第一回 2012年2月25日(土)午後3時~ 港・勝又・苅谷・萱原・津島・福重
第二回 2012年3月3日(土)午後3時~ 港・勝又・古屋
http://tokyo.satoshikoyamagallery.com/upcoming/fukeikou
<ディレクター・キュレーターからのメッセージ>
美術が長い歴史のなかで育んできた風景表現は、それぞれの時代の文学や音楽、建築や造園などと相互に関連しながら発展してきました。たとえば日本橋を出発点にした「東海道五十三次」などは、詩、歴史、民族誌、遠近法の探求といった多ジャンルが交錯する、実験精神に満ちた傑作でした。20世紀以降は写真や映画を初めとした映像芸術において新しい表現が試みられ、惑星から宇宙へと風景の対象も拡大していきます。
歴史的な節目となった2011年以降、急激な都市化と自然環境の変化を反映しながら、私たちの風景はどこへ向かおうとしているのか。さまざまなジャンルの作品をとおして、歴史の行方や都市のあり方について語り、考える機会になればと思います。(港千尋)
未現像のフィルムやRAW画像に潜む潜像のように、潜在的には存在していても表面に現れないために一般には視えずにいた危機や光景や現象、あるいは制度や社会のほころびのようなものが、ある契機(昨年の日本の場合は地震と津波、原発事故やその後の各地の水害などとそれらへの対応や報道、対策・政策の様態)の下に顕在化した現在、我々視る者はビジョンをただ得てきたことの虚しさと無力感に打ちのめされつつも、新たな創生と観察と祈りと鎮魂とに乗り出している。
逆説的ではあるが、自然災害・天変地異や争乱・戦乱などによる破壊や不幸を通して新たな表現や景観が生まれる(あるものは失われる)ことがある、というのは今の時代に限った事ではない。
例えば安藤広重の『名所江戸百景』は安政2年(1855年)の安政の大地震と大火により灰燼と化した江戸の災害からの復興を祈る意図もあって翌年の安政3年に制作が始まる作品である。
またそれらは様々なレベルで存在する。例えばカタストロフィの後の社会不安を抑制し復興への意志を統合・集中させるためのプロパガンダを企図して編集された光景(画像/絵画)が捏造される(東京都墨田区の復興記念館の絵画など)こともあれば、アーティストが自発的に記録し(竹久夢二の震災スケッチなど)語られるということもある。
アーティストはどの時代であっても様々な予兆の元で、こわれやすい世界と切り結び、各々の表現の中におぼろげにあるいは明快に美と危機と警告と祈りとを提示してきたはずだった。それは現在においても(その社会的な機能はどうであれ)変わってはいない。
それらを様々なジャンルの中から「風景」をキーワードに、今一度整理し、新たに、あるいは再提示することでアーティストは何をみ(見・視・観)、何をかん(感・観)じ、何を言わんとしてきたかを検証する機会としたい。そのことによって新たな風土を予感・想像し、創世に繋げる契機の一つとなれば幸いである。(勝又邦彦)
※satoshikoyamagalleryさんのWEBページより抜粋
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