わたしたちが社会の中で生活していくためには、たとえば会社に勤めなければならないとか、
税金を納めなければならないとか、さまざまな制度的慣習を引き受けなければなりません。
人間という生物として、そのような生き方がよい生き方なのかどうかはわかりませんが、
わたしはときにそんな慣習とはまったく別の生のあり方について考えることがあります。
それは死というわたしたちの生の外側にあるものを考えることに似ているかもしれません。
私の作品のいくつかののシリーズは、はっきりと分類されているわけではなくて、
ときに混じり合う場合もあります。これらのシリーズで共通して考えていることは、
生の外側を見つめ、決してその向こう側に行くことはできないことがわかっていながらも、
今いるこの場所にとどまり続けるという生のあり方についてです。
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